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ローマ神話におけるクピド
何の神か | 愛 |
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対応する= ギリシャ神 | エロス |
1.
愛の神。アモール(受苦の愛)と呼ばれることもある。また、ギリシャ神話のエロスと同一視される。
元は髭の生えた男性の姿でイメージされていたが、現代では背中に翼をもった幼児の姿で定着している。恋の矢(クピドの矢)を撃つ。英語読みでキューピッドと呼ばれる。
ギリシャ神話におけるエロス
何の神か | 恋心と性愛 |
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対応す弓矢 ローマ神 | クピド |
象徴 | 弓矢、翼 松明/タイマツ |
1.
恋心と性愛を司る神。原初の神カオス、大地の女神ガイア、奈落の神タルタロスに続き、4番目に生まれた。原初の神の中で最も美しいとされる。
ローマ神話の愛の神クピドと同一視される。エロスもクピドと同様に、時代を追うに従って若くなっていった。古代は力強い有翼の男性、あるいは若々しい青年の姿をした原初神であったが、やがて背中に翼のある、弓矢を持った、愛らしい少年の姿でイメージされるようになった。加えて、戦神アレスと愛の女神アフロディテの子として語られるようになり、アフロディテの傍に仕える忠実な従者とされた。
象徴は弓矢、松明、翼。
・弓矢
黄金の矢に射られた者は激しい愛情にとりつかれ、鉛の矢に射られた者は恋を嫌悪するようになるといわれる。この矢は人にも神々にも有効である。